火災保険について住宅ローンを借りるときは、火災保険に加入するのがほとんどです。 理由は、住宅ローンを貸している銀行さんの為です。(最近は変わってきましたが・・・) 住宅ローンを貸してもらう代わりに、購入したマイホームを担保(抵当権)を提供します。 そのマイホームが万一、火災等の事故で価値が減少したり無くなったりすると、 銀行にとっては担保の価値が下がってしまう(もしくは消滅)ことになります。 そのような事態に備えるために、火災保険に加入し、銀行は質権を設定します。 つまり火事等がおきると、火災保険料は本人ではなくて、銀行に持っていかれることになります。 ※最近は質権を設定する銀行はかなり少なくなっていますね。 また、火災保険が必要な理由がもうひとつあります。 それは、失火責任法です。 何かというと、近隣の家からの「もらい火」で自宅が火事になってしまった場合、 重過失でなかった場合は、損害賠償責任を負わなくて良いことになっています。 「俺ん家、弁償しろ〜!」と言っても無駄。自分の家は自分で守らないといけないんですね〜。 住宅ローンが完済したとき、火災保険の契約が切れていないか必ずチェックしましょう。 住宅ローンを組むから、火災保険に加入するのではありません。 持ち家という自分の家を守るために加入するのが火災保険です。 地震保険・家財保険また、火災保険だけでは地震に対する補償が「すずめの涙」程度なので、 (※地震火災費用保険金:建物が半焼以上で補償額の5%相当額・・・) 一緒に地震保険に入るのが一般的です。 地震保険については別ページで詳しく説明しますね♪ それから、建物ではなくて、洋服・家具・家電等の被害には、家財保険で対応します。 火事等の損害が発生して、着るものが無い〜買えない・・・なんて状況にならないように、 火災保険と同じように家財保険も必要ですね。 ここらへんは、ファイナンシャルプランニング技能士試験の出題範囲ですね。 火災保険の仕組みと火災保険料火災保険の仕組みは大きく3つに分けられますが ・住宅火災保険 (※最近はほとんどみない) ・住宅総合保険 (※最近はほとんどみない) ・住宅総合保険+価格協定保険特約 最近の火災保険は、ほとんどが 「 住宅総合保険+価格協定保険特約 」の形になっています。 簡単に言うと、いろんな損害に対応し、再調達価格をで支払ってくれると。 いろんな損害っていうのは、火災・水災害以外にも、盗難や水漏れ、破損等でも支払います。 再調達価格っていうのは、修理にかかった金額をそのまま支払います。 そんな感じかな〜。 そして、保険料は、建物の所在地や評価金額・構造によって変わってきます。 構造では、3段階 H構造(木造・その他)>T構造(耐火構造)>M構造(コンクリート造) で値段が変わってきます。 →マンションは作りがしっかりしているので保険料も安いです。 火災保険料の目安としては、下記のような感じです。
火災保険料の実際の金額管理人こじかが実際に払った火災保険料は、234,980円 でした。 ※2006年時です。 これは、 住宅ローン期間分の35年を一時払いした金額(地震保険は含まない)になります。 「 住宅総合保険+価格協定保険特約 」タイプで、今でいうM構造。 木造の一戸建て(H構造)で35年一括払いだと50万円以上になると思います。 家財保険や地震保険も付けると100万円超えるケースも普通にあったりします。 結構、保険料は高いかもしれませんが、 家が無くなっちゃう・・・という、万が一に備える費用として、ケチらないようにしましょう! 保険料や補償内容の比較は 管理人もよく使います♪ 火災保険や家財保険を削るくらいなら、物件価格を下げましょうね! ▲ 火災保険料 TOPへ |
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